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一橋倫理政治とその勉強法

はじめに

これを読んでいるみなさんは、多かれ少なかれ一橋大の入試に興味を持っている、あるいはどうしても受かりたくて藁をもつかむ気持ちでここに来てくださっているのだと思います。

そしてこれを読んでいるあなたは、もっと悪いことに(笑)倫理政経というマイナー科目で社会を受けようとしているのでしょう。

しかし、結論から言えば、倫理政経はかなり得点の取りやすい科目だと思います。

その理由を以下で説明していきます。

倫理政経ってどんな科目?

一橋大の倫理政経は、倫理、政治、経済分野の大問がそれぞれ一つずつ、計三つ出題されます。

倫理は、主として近代西洋思想から出題されます。社会契約説の論者やアダムスミス、マルクス、ニーチェ、そしてカント。。。

カントは主観でいうと三年に一度くらいのペースで出ている気がします。

絶対覚えましょう。

問題は、地の文があり、そこに出てくる思想家の名前をまず書かせることが多いです。

の上で本文と関連のある内容についてその思想家の思想について比較的長文で書かせます。

たまに、応用的な問題も出ますが、それは本文と、頻出思想家の思想を教科書の範囲内で覚えていれば、当日考えれば大丈夫なのでそれほど悩む必要はないと思います。

それより、最初の思想家の名前をちゃんと間違えないことが重要です。

え?そこ?と思うかもしれませんが、これが意外と難しいのです。

地の文は大学教授のような専門家が書いたものから多く引用されていますが、その文章はもちろん高校生向けではなく、当然思想家についての説明も少々発展的なものになっていることが多いです。

だから一見すると、「これはロックのことを言っているのか?それともルソーのことだろうか?」というように迷うことも少なくないです。

しかしこれをも間違うとそのあとの長文も間違うことになり大減点が予想されます。

それを防ぐためには、山川の倫理用語集など、少々発展的なものを使って、「この思想家はどこどこに生まれ、この人の影響を受け…」みたいな細かい情報に触れる必要があります。

覚える必要はありません。

ただ何となくのイメージをつかんでおくだけでよいと思います。

そのイメージが、受験当日にあなたを救うことになるでしょう。

政治は、どこの範囲が出やすいなどは特にないです。

全体的に出ます。

ただ聞かれる内容は基本的なことが多いので教科書の説明レベルを理解していれば十分です。

経済は少々発展的な内容が出ることが多いです。最初に、基本的な語の定義などが出ることがあります。

これは教科書などをしっかり復習して覚えましょう。その次に、地の文やグラフに関連した問題が出ます。

グラフの読み取りをメインにした問題と、そこから発展した未来についての考察を書かせたりします。

ぶっちゃけ、グラフの読み取りは素直に読んでくださいとしか言いようがないです(笑)。

過不足なく書けば及第点は取れると思います。そこで出した答えと矛盾がないように未来まで考えを広げましょう。

えらく抽象的になってしまったのは、説明するのが難しいからです。

個人的にはこの経済が倫理政経で受験するうえで一番の鬼門となる気がします。

というのも、倫理と政治はそれまで勉強してきたことに毛が生えた程度の修飾をすればだいたい点数をとれます。

しかし経済はその場で考えさせるのがメインで、かといって基本的な知識がないと勘違いして解答を作ってしまうリスクがあります。

最低限の知識は身に付けて、あとは当日じっくり考えられるように経済を解く時間を少々多めに見積もっておくのがよいと私は思います。

というかある程度の知識があれば社会科目はだいぶ時間が余ると思います。

時間をかけて、質の高い回答を当日編み出してください。応援しています。

勉強法

私は倫理政経が大好きだったので(だからこんな文を書いているのですが)、資料集や用語集を何回も読み返しました。

それで基本知識の定着と細かい知識のイメージが身についたと思います。

これはほんとに読んだだけで、別に書いて覚える必要はありません。

まあ書きたいなら書いてもかまいませんが(笑)。政治は時事問題が出ることが多いので、一日中勉強するのではなくたまにはニュースも見ましょう。

といってもそんな直近の話題よりは3年位前のほうが、その分野の知識がある程度固まってきているのでテストに出しやすいという面もあります。

不安なら私の使っていた「一目でわかる新政経ハンドブック」(東進ブックス)を買って読んでください。

時事問題の項目も豊富にあってわかりやすいので(東進の回し者ではないです)。

最後になりますが、倫理政経は暗記量自体はほかの社会科目(ビジネス基礎を除く)に比べて多くありません。

その分当日考えることが多いです。体調管理をしっかりして試験に臨みましょう!!

その分当日考えることが多いです。体調管理をしっかりして試験に臨みましょう!!。