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一橋日本史の入試傾向を徹底分析!

一橋受験生の皆さん、一橋日本史の問題は解いたことがありますか?

一橋の日本史は特殊であり難しいとよく言われますが、もしかしたら実際には問題を解いたことがなく、どう特殊なのかよくわからないという人もいるかもしれません。

そこで、わたしの経験をもとに、一橋日本史はどこが特殊なのかお伝えしたいと思います。

1.一橋日本史は問題形式が特殊!

一橋日本史の最も特殊な点は、なんといってもその独特の問題形式にあります。

他大の試験では、語句問題、選択問題や短文での記述が多いですが、一橋の日本史は 400 字での記述問題となっています。

長文記述問題を解くためには、ただ用語やその意味を覚えるだけではだめで、歴史の中での因果関係や背景についての深い理解が必要となります。

そのため、一橋の日本史は難易度も高くなり、相応の対策も必須となります。

とはいえ、難関大学には長文記述の問題を出す大学も多くあります。

しかし、それらの大学と比較しても一橋には大きな特徴があります。

それは、小問ごとの字数制限がないということです。

一般的な記述問題では、問題ごとに字数が決められており、その字数から必要な要素を考えて解答を作り上げていきますが、一橋の日本史は一問ごとの字数制限はありません。

小問 3~5 問からなる大問一つで 400 字という制限があるだけです。

つまり、小問ごとの字数の配分は自分で考えて決めなければならないということです。 闇雲に思いついた内容を答案に書いていっても、400 字ですべての小問をきれいにまとめることはできません。

過去問などで問題演習を重ね、400 字で答案を書くという感覚をつかむ必要があります。

一橋の日本史が特殊で対策が必須といわれるのは、主にこのせいです。

2.一橋日本史は出題傾向が特殊!

これまた一橋日本史の大きな特徴ですが、一橋日本史は出題分野が異常に近現代に偏っ ています。

日本史の教科書では 400 ページ中、近世までが 220 ページ、近現代が 180 ページぐらいなのですが、一橋日本史では三題中、二題が近現代からの出題です。

このことから、一橋日本史を解く上では近現代史を重点的に勉強する必要があるとわかります。

さらに、出題分野だけでなく出題内容にも偏りがあることが多いです。

例えば、近代の産業史、近世の経済史、憲法史などは 2,3 年に一回は、ほぼ確実に出題されています。

さらに言うと、過去に出題された問題がさらにパワーアップして帰ってくることも多いです。

つまり一橋日本史を解くためには、全分野をまんべんなく勉強するのではなく、出題さ れやすい分野を重点的に勉強することが重要となります。

さて、これらの特徴を踏まえますと、一橋日本史の対策には、とにかく過去問をやりこ むべきだということになります。

あくまで目安ですが、15 年~20 年分の過去問を解けば、400 字の感覚もつかめますし、頻出分野についての知識も十分身につくはずです。

夏休みごろから計画的に過去問演習に取り組み、合格をつかみ取ってください。